非常食と薬は3階以上に

病院では、震災以降、有事の際の訓練を繰り返しています。去年9月には、D‐MATなどと連携して災害時の態勢を確認しました。

南浜中央病院 高階憲之院長:
「速やかに支援を受けられる訳ではないので、自助の部分の拡張と病院同士の共助を作っていくことが備えになっていく」

当時は、1階が壊滅したことにより、患者の命をつなぐ非常食や薬にも影響がでました。今は、3階以上に非常食や薬を置き災害に備えています。

南浜中央病院 堀川裕之看護部長:
「(去年7月の)カムチャツカ半島地震の時も朝食と夕食は備蓄品を使った。震災では1階の天井付近まで浸水したので、できるだけ高いところに置くようにしている」

あの日から15年。震災の教訓、防災と向き合いながら、南浜中央病院は今も同じ場所で地域医療を支えています。

南浜中央病院 高階憲之院長:
「地域に根ざした医療、精神科医療を15年前より良くしていくという点で、うちの病院が果たす役割は、これまで以上に大きくなっている」
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