先ほど取引が始まった9日のニューヨーク株式市場では、原油価格の急騰などで売り注文が広がり、株価は一時、800ドルあまり大幅に値下がりしました。
ニューヨーク株式市場は9日、中東情勢の混乱が当面続き、原油の供給が滞るとの不安などで原油価格が急騰していることから、売り注文が広がっています。取引後、ダウ平均株価は一時、先週末に比べて800ドルあまり急落しました。
原油高がもたらす物価高と景気の減速が同時に進む「スタグフレーション」への懸念も出ていて、不安定な市場環境が続いています。
一方、原油価格の指標となるアメリカのWTI原油先物価格は、1バレル=100ドル付近で取引されています。
一時、1バレル=120ドルに迫り、およそ3年9か月ぶりの高値水準となりましたが、G7=主要7か国が備蓄する石油を市場に放出する可能性について協議すると伝わったことなどから、上げ幅を縮小しています。
ただ、中東のサウジアラビアの国営企業が原油の減産に踏み切ったと報じられるなど、供給の制約が相次いでいて、市場では懸念が高まったままです。
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