高知市の高知中央高校のダンス部が、来年アメリカで行われるダンス大会に日本代表として出場します。求められるのは、チームの一体感。大舞台に向け、日々練習が続いています。

2004年に創部した高知中央高校ダンス部です。7月末に行われた「全国高等学校ダンスドリル選手権大会」で、3つの部門で21人の生徒が入賞。このうち11人は、来年開かれるアメリカ大会に出場します。

高知中央高校ダンス部

ダンスドリルとは、アメリカ西海岸発祥の「統率されたダンス」のことで、チームの一体感やスペースの使い方などが審査されます。生徒たちはリズミカルなステップや、全身を使った躍動感のある動きなど、大会に向けて、一体感をさらに高めていくため、試行錯誤しながら、繰り返し、繰り返し、踊っていました。

(3年 吉村和香奈さん)
「去年もアメリカ出場認定をもらったんですが、コロナの影響で中止になって出られなかった分、自分たちが今年絶対優勝して、先輩たちにいい報告ができるように頑張っていきたい」

3年 吉村和香奈さん


(2年 町田虎太郎さん)
「目指すのは優勝なので、やはり生半可な気持ちではやっていけないので、どんどん気持ちを高めて、完成度をもっと上げて、絶対に優勝できるものを作り上げていこうと思います」

2年 町田虎太郎さん

(ダンス部顧問 安藤睦 教諭)
「現地の生徒と触れ合うことも目的のひとつなので、言葉がなくてもダンスでコミュニケーションとれるということを学んで、感じてきてもらいたいと思います」

ダンス部顧問 安藤睦 教諭


アメリカ大会は、来年3月31日と4月1日の二日間、カリフォルニアで行われます。アメリカ大会への出場を記念し、今月30日には、ダンス部の生徒やOB・OGたちが参加するダンスフェスが高知市のキャラバンサライで開催されるということです。

アメリカ大会は、2023年3月31日と4月1日の二日間、カリフォルニアで開催