1日に行われた宮崎県新富町の町議会議員補欠選挙では、九州初の「電子投票」が導入されました。
投開票は大きなトラブルもなく無事に終了し、開票時間がこれまでの半分程度のおよそ40分に短縮されるなど、大幅に作業の効率化が図られたということです。
(廣末圭治記者)
「新富町の投票所です。こちらでタブレットを使った電子投票が行われています」
新富町の町議補選で、導入された九州初となる「電子投票」。
1日は、町民が操作方法を確認しながら、タブレット端末を使って一票を投じました。
(電子投票した有権者)
「すぐできて簡単でやりやすかった。今からの時代はこんなのがあったらいいと思う」
「最先端でいいと思う。これからも全国に広がっていけるといいと思う」
また、全国からおよそ20の自治体関係者が視察に訪れ、デモ機を使って画面を操作したり、投票所での運用の様子を確認したりしながら、導入に向けイメージを膨らませていました。
(香川県善通寺市から視察)
「どうしても選挙になると無効票がわれわれの市でも400から500票は出ている状況で、それが減数されるのではないかという期待感」
(大阪府茨木市から視察)
「開票に関しても従来は夜中の3時とか、2時とか、時間がかかっていたが、それも時短が見込まれるのではないかというところに期待している」
午後6時に投票が締め切られたあと、開票作業の会場に集められたのは各投票所のタブレット端末に接続されていた53個のUSBメモリ。
これには投票データが保存されていて、午後7時に開票作業が始まると、職員らがパソコンに接続して専用アプリで集計を行いました。
(作業終了のノイズ)「ただ今から開票結果を発表いたします」
そして、作業開始から42分で開票が終了。
町によりますと、電子投票での開票は紙での開票に比べ、作業時間はおよそ半分に短縮。
作業人数も5分の1に減らすことができたほか、二重投票や白票以外の無効票はなかったということです。
一方、今回導入したシステムの利用料はおよそ1150万円で、紙での投票に比べおよそ2倍のコストがかかりました。
(新富町総務課 吉野雄太さん)
「準備が不足しているところであったり、もっとできるところがあったかなと今思っているところ。今後、また、電子投票をやっていく際には、さらなる時間の短縮が見込めるときょう感じたところ」
新富町では、コスト面を抑えられるよう検討し、今後も電子投票を活用したいとしています。
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