■青森県 10回連続最下位「だし活」で減塩目指す

心配なのが青森です。男性に関しては平均寿命ランキングが10回連続最下位です。青森県の担当者によりますと「寒い地域なので漬物や塩漬けの筋子など塩分の高いものが好まれる傾向」にあるそうです。青森県は最下位脱出をしようと2014年度から「だし活」で減塩を目指しています。塩分ではなくシジミやホタテなど地元の水産物で作った「だし」を活用して美味しくご飯を食べてほしいということなんです。青森県民の成人1日の塩分摂取量は2016年度は10.5グラムでした。これをどうにか2023年度は8グラムにしたいという思いでいるそうです。

平均寿命ランキングで上位の長野県は1960年代から減塩運動を行っています。男性女性ともにランキングが上がっています。

「平均寿命」都道府県ランキング(長野県)
1965年
・男性:9位 68.45歳
・女性:26位 72.81歳

今回(2020年)
・男性:2位 82.68歳
・女性:4位 88.23歳

井上キャスター:
医療が発達して私たちの時代には平均寿命は100歳くらいになるのではと言われています。

今村氏
90歳くらいまで(番組に)呼んでいただけるなら頑張りたい。現役で90歳くらいまで働く可能性もありますね。

井上キャスター:
健康寿命を延ばしていかないと。

今村氏:
それが一番ですね。塩分控え目で頑張りたいです。