ハメネイ師殺害 イスラエル報道に見る“極めて高いインテリジェンス”

駒田健吾キャスター:
イスラエルはその前の日も攻撃を受けたということですが、イスラエルの市民の皆さんの反応はどうでしょうか。

JNN中東支局長 増尾聡 記者:
安全の確保が出ましたので外に出ながらお伝えします。
イスラエルの市民の方々は、まず28日にアメリカとイスラエルが攻撃をして以降、イスラエルの国民に対しては外出はしないようにというような警告を出しました。

その後、その警告は少し下げられました。必要不可欠な外出以外はしないでくれということですので、基本的には外出制限というのは解けてはいません。しかし、明るい時間帯になってきて、市民の姿も少しずつ見るようになってきました。

ただ3月1日は、日曜日ということで、イスラエルでは日本で言う平日に当たる日です。そう考えると、やはり街にはほとんど人の姿はないと言っていいくらい確認されませんし、また車の通りも少ないです。

学校であったりとか、また集会は禁止されているというような厳しい体制が取られていますので、市民の皆さんも非常に緊張感を持って過ごしているというような状況です。

駒田健吾キャスター:
イスラエルは午前9時頃ぐらいだと思うのですが。
増尾さん、ハメネイ師が死亡したというニュースが駆け巡りました。この点は非常に大きなポイントだと思うのですが、イスラエルの受け止めはどうでしょうか?

JNN中東支局長 増尾聡 記者:
イスラエルメディアは、ハメネイ師を殺害したことについて非常に大きく報じています。

そして、イラン側が、ハメネイ師の殺害を報じる前に、イスラエルはかなり早い段階で「私たちにはハメネイ師を殺害したという兆候がいくつかあるんだ」ということで積極的にアピールしていました。

先ほどイスラエルメディアの1社が、すでにハメネイ師の遺体の写真をネタニヤフ首相が確認したというような報道をしました。
まだ殺害が確認されてから時間はそう経ってはいませんけれども、すでにハメネイ師の遺体の写真をネタニヤフ首相が確認できるというほどに、イスラエルとしては今回の作戦をするにあたって極めて高いインテリジェンス=情報があったということが窺えます。

駒田健吾キャスター:
イランの攻撃ですね、国連の決議を得たわけでもない攻撃ですが、市民の皆さんはこの今回の攻撃については支持をしているのか、どんな反応なのでしょうか。

JNN中東支局長 増尾聡 記者:
そうですね、私は、約3時間前にイスラエルに入国して、まだ市民の方々に直接お話を聞けていません。しかし、これまでの経緯を考えると、イスラエルというのはイランとは長年にわたって敵対関係にありました。

25年6月には直接的な攻撃の応酬があり、そしてそうでなかったとしても、イランから支援を受けるヒズボラやハマスといったところからの攻撃を頻繁に受けている国です。

国民の中では今回の行動によって、ハメネイ師を殺害するのに成功したということについては、ポジティブな受け止めが多いと考えています。