災害が頻発する中、消防業務の効率化を図ろうと宮城県の気仙沼から登米、石巻にかけての3消防本部の通信指令が2026年に一本化されることになりました。
石巻広域消防本部で行われた協議書の調印式では気仙沼、石巻、登米の3市長が署名を取り交わしました。

協議書では、気仙沼・本吉地区、登米市、石巻地区の3つの通信指令部を石巻本部内に一本化し、指令センターとして共同運用するとしています。共同化により業務の効率化が図られるうえ、災害時などで管轄を超えた応援出動など迅速な対応が可能になります。また、3つの消防が近く予定していた通信システムの更新費用合わせて53億のうち、2割ほどの削減が期待できるということです。
石巻地区広域行政事務組合 浜野淳消防長:
「大災害が起きた場合も応援がスムーズができる」

消防指令業務の共同運用は県内で初めてで、2026年の運用開始に向けシステムの改修に入ります。














