全国の小学5年生と中学生2年生を対象に行われた体力調査の結果、宮城の児童・生徒の体力はすべてで過去最低となりました。
調査は、今年4月から7月にかけ、全国の小学5年生と中学2年生を対象に、握力や50メートル走など、8種目で行われました。その結果、宮城の合計点は、小5の男子で▼51.44ポイント、中2の女子で▼46.21ポイントなど、すべての学年で調査が始まった2008年度以降最低となりました。

都道府県別の順位では小5の男子と中2の女子は▼41位、小5の女子が▼36位、中2の男子が▼29位でした。
県保健体育安全課 大宮司昭倫課長:
「子どもたちの体力や健康を守るためには、地域や家庭の協力も大変重要と考えているので、学校や地域、家庭が連携して、体力向上に取り組めるような啓発に協力してほしい」

県は、新型コロナの影響で体育の授業や部活動に制限が生じたことや放課後や休日、自宅で過ごす時間が増えたことなどが要因と分析しています。














