作詞は和合亮一さん 震災直後から想いを詩に

歌詞を手がけたのは、福島市出身の詩人・和合亮一さんです。

和合さん「15年の歳月が経ったわけですけど、育てるように歌ってくださり、その始まりがこの福島市音楽堂なんだなという思いをいつも浮かべながら暮らしている」

和合さんは、自身も福島で被災する中、震災の直後からSNSに想いを込めた詩を書き綴ってきました。『夜明けから日暮れまで』は、それから発想して作られた歌です。

和合さん「このあたりのフレーズは自分が考えて紡いだんじゃなくて、頭が白熱していて、無意識のうちにずっと書いていて、自分の結論としては一艘の帆船にたどり着いた」

「舟よ銀河を背負い海原に帆をかかげよ」。曲の最後に盛り上がりを見せる部分のフレーズです。このもととなる詩が、2011年4月1日に投稿されました。

「海原よ、汝は炎。潮凪よ、汝は炎。水平線、空と海を切り分けよ。黎明。一艘の帆船 明けない夜はない」

震災で亡くなった人たちや、震災で苦しむ人たちへのメッセージです。

和合さん「鳥になったまま戻ってこない人々を思うというフレーズがあるんですけど、亡くなったたくさんの方々、私も友人や教え子を亡くしているんですけど、そのフレーズを、自分の中で自分なりに紡いだのが始まりだった」