夢を追い続ける信念と次世代へのまなざし

ドラマ『DREAM STAGE』より「TORINNER」リョウ役の岩瀬洋志

最後に、夢を追う上で大切にしていることについて聞くと、Kenさんは「諦めないこと」と即答する。「僕は具体的な目標よりも、大まかな目標を持つことが多いのですが、口に出したり、周りに伝えたりすることはすごく大事だと思っています。言霊はあると思うので」と信念を明かす。

やりたかったことを諦める選択については、「それだけはしてほしくない」と語る。「仮にダンサーという夢が叶わなかったとしても、ダンスに関わる仕事は必ずある。形が違っても、続けられる道はあると思うので、本当に諦めずに、夢や目標についてたくさん口に出してほしいです」とエールを送った。

TORINNERの5人から受ける刺激については、「映像作品が初めてのメンバーもいると思いますが、『頑張りたいです』と目を輝かせている姿を見ると、すごくかっこいいなと思います」と笑顔を見せる。

「その分、ちゃんと“かまして”ほしいな、と。みんなの姿勢が本当に素敵だと思います」と温かなまなざしを向けた。そのまなざしからは、与えられた振り付けを超えて、彼ら一人一人のこれからを本気で信じ、背中を押そうとするクリエイターとしての覚悟がにじんでいた。

ドラマ『DREAM STAGE』より

ドラマという表現の場で、キャラクターと物語を背負いながらダンスを形にしていく。その一つ一つに真摯に向き合う姿勢こそが、振付師・Kenさんの現在地であり、表現の可能性をさらに押し広げる原動力となっている。