振り付けで意識する“輝かせ方”とサプライズ性

ドラマ『DREAM STAGE』より

普段、振り付けを行う際に意識していることについては、「自分が踊る時とは、やはり考え方が違う」と前置きし、「踊る人たちがどうすれば一番輝くか、この楽曲にどうアプローチすればより輝くのかを常に考えています」と語る。

「ただ難易度が高い振り付けをするのではなく、見ている方が親近感を持てたり、楽しんでもらえたりすることを大切にしています」。加えて、Kenさんが重視しているのが“展開”だという。

「同じテンションが続かないように、動いているところから急に止めたり、逆に止まっているところから一気に動かしたり。そうした変化を意識しながら作ることが多いです」。

TORINNERの楽曲においても、独自の技法は随所に反映されている。「『Top Tier』の最後のラスサビ前は、ブリッジ(曲の展開を切り替えるパート)がすごく静かなので、ポーズが連続する流れを作っています。そこから、リョウのパートで急に大きく体を使ってノリ始めたり、一度後ろに下がってから一気に前へ走り出したりする。その切り替えが“展開”になるように考えました」。

フォーメーションが目まぐるしく変化する点については、「普段の活動人数と違うこともあって、立ち位置や動線を一瞬迷ってしまう場面もありました」と、振り入れの様子を振り返る。

K-POPやグループダンスの振り付けでは、同じ振り付けでも立ち位置だけが変わることが多く、「そこに苦戦している印象はありました」と率直に語る。