近年赤字が続いていた静岡県河津町の観光施設「河津バガテル公園」が、2026年4月から入場料無料の町営公園として運営されるものの、9月末にはバラ園の管理を終える見込みになりました。河津町の大川良樹町長が、2月24日の定例記者会見で明らかにしました。
同日に発表された2026年度予算案によりますと、4月から9月までの半年間は、町がバラ園と施設の維持管理を行いますが、今後、バラ園を運営する民間企業が現れない限り、バラ園の維持は9月末で終了します。
河津バガテル公園は、フランス・パリのバガテル公園の姉妹園として2001年にオープンしました。1100品種、6000株のバラが、春と秋に咲き、花のまち・河津を代表する観光施設です。
しかし、シーズンオフの観光客が少なく、近年は赤字が続き、2023年度から公園の管理を続けてきた民間の指定業者が、2026年3月限りでの「撤退」を決めていました。
2025年11月に町長に就任した大川良樹町長は、バラ園の存続、新たな公園としての再整備、企業誘致の3つの選択肢を検討していました。
大川町長は「国内では、バラ園単独で運営しているのは、河津バガテル公園だけ。今後はバガテル公園の名称を返上して、町民の憩いの公園にしたい」と話しました。
2026年4月以降はグッズ売り場やカフェの営業も終え、2025年は4月末から6月末まで行った「春バラまつり」も、2026年は開催しません。
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