国の特別天然記念物・トキが5月末に能登地域で放鳥されるのに向けて、環境省は、3月3日から新潟県佐渡市でトキの個体を野生の環境に慣らす訓練を始めると発表しました。

トキは2026年5月31日に石川県羽咋市の南潟地区で15羽から20羽程度が放鳥される予定で、羽咋市の余喜グラウンドゴルフ場で記念式典が予定されています。

環境省は3月3日、放鳥の候補となる20羽を新潟県佐渡市にある佐渡トキ保護センターから野生復帰ステーションの順化ケージに移し、トキを野生の環境に慣らすことにしています。

放鳥されるのは1歳から13歳までの20羽で、このうち3羽は能美市のいしかわ動物園で生まれ、その後、佐渡に移送された個体だということです。

環境省はおよそ3か月間、トキを野生に慣らしたあと、5月30日に再び捕獲し、翌日の放鳥に向けて羽咋市へ移送することにしています。