アドリブで訴えた父親の言葉…「あの男と自分の人生は反対だ」
(※以下は、用意された意見陳述書を読み終えた後、父親が法廷で直接語りかけた言葉です)
青色の娘を抱いたときの感動は忘れません。日々成長して笑顔で夢を語っていた姿を忘れられません。突然娘を奪われ、娘が抱いていた夢も奪われた。
あの男は刑務所に服役していますが、人権で生活のすべてを保障され、手厚い寮まで用意されています。私はPTSDを患い、それから発作のせいで働けず生活保護を受けて暮らしています。これではあの男の人生と自分の人生が反対(逆転している)なのではないでしょうか。
刑務所はもっと厳しく二度と行きたくない場所にすべきだと思います。あの男は仮釈放で名前を変え、知らない土地で生きれば人生をやり直すことができます。しかし、無惨にも7歳で奪われた娘の命は帰ってきません。
仮釈放の審議会で、賠償金の存在があれば仮釈放は見送られるそうです。死刑にも敵討ちもできないのであれば、一生刑務所から出ないようにするために訴訟を続けています。私が娘のためにできることはこれだけです。
そもそも7千万も賠償金があるなら、国が立て替えて本人に取り立てるべきではないでしょうか。加害者と自分の境遇が違い過ぎて納得することができません。どうか私の思い、心情を理解していただいた判決をお願いいたします。
令和8年2月24日 原告 川原 冨由紀














