2021年に静岡県熱海市で発生した土石流災害をめぐる民事裁判は2月24日、証人尋問が始まりました。2月、詐欺容疑で逮捕された違法な盛り土の土地の前所有者も、証言台に立つ予定です。
<竹川知佳記者>
「原告団が地裁沼津支部に入ります。遺族の方、亡くなった方の写真とともに証人尋問に臨みます」
熱海市伊豆山で発生し28人が死亡した土石流災害では、崩落した違法な盛り土の前と現在の土地所有者などに対し、遺族らが約64億円の損害賠償を求めています。
24日に地裁沼津支部で開かれた証人尋問では、実際に盛り土を造成した施工業者の男性が「本来入れてはいけない土砂が搬入されていることについて行政に連絡を入れた」などと証言し、自身の責任を否定しました。
午後の証人尋問には、コロナ協力金を不正受給した詐欺の疑いで2月に逮捕され、勾留中の盛り土の土地の前所有者の男性が証言台に立つ予定です。
<盛り土の前所有者の男性(2024年2月の取材に対し)>
「私に疑いの目が向けられているのは、大変遺憾だと思います」
男性はこれまでのSBSの取材に対し、「盛り土造成の許可を取っただけで、別の業者に土地を貸しただけだ」として、自身の関与を否定しています。














