平和の祭典とも言われるオリンピック。しかし、その開催期間中もロシアによるウクライナ侵攻は続いていました。さらにいま大寒波と停電が重なり、市民生活に深刻な影響が出ています。「最も寒く、暗い冬」と言われるウクライナの現状です。
「エネルギー施設」が標的に、凍える市民生活
ロシアによる軍事侵攻から、24日で4年となるウクライナ。絶え間なく続く攻撃に加え、記録的な寒波が街を襲っています。

記者
「今、気温マイナス10度ほどなんですけれども、ご覧のように排水管からの水も寒さによって凍ってしまっています」
追い打ちをかけているのが、“電力不足”です。

記者
「極寒の中、ウクライナでは電力危機を受けて、こうした避難所が設置されています。暖をとるために人々が集まっていて、子どもたちの姿もあります」
寒さをしのぐ、ひとときの場所…

避難所に来た子ども
「ここでは弟とお茶を飲んだり友達と遊んだりして過ごすよ」
ロシアは去年10月以降、発電所などエネルギー施設を狙った攻撃を強めていて、ゼレンスキー大統領は先月、電力の「緊急事態」を宣言。
ウクライナ各地で断続的に停電が起き、電気も暖房も使えない時間が続いています。
母親
「これまでで一番つらい冬です。すべてのウクライナ人にとって、きっと」
影響は店にも…

記者
「こちらキーウ近郊の美容院なんですけれども、まさにいま停電が始まるということで、発電機を稼働させました」
この美容院では1日8時間ほどの停電が続き、発電機がないと営業ができません。
美容院のオーナー クリスティーナさん
「ロシアは私たちの士気を奪い、互いにいがみ合うよう意図的にエネルギー施設を攻撃しています。私たちから抵抗する気力を奪うために」

美容院の来店客
「どんな状況であろうと、私たちは生きなければいけないから」














