宮崎県の人口は来年、100万人を割り込むと予想されています。人口減少が進む中、今年度は県内各地で小中学校の閉校や統合の動きも多く21日と22日、各地で閉校式が行われました。
明治7年に開校した延岡市の熊野江小学校。
昭和30年代には200人を超えた児童も、今ではわずか1人となり、今年度限りで閉校します。おとといは閉校式が行われ、在校生の阿波野章澄君が慣れ親しんだ学び舎へ別れを告げました。
(4年生・阿波野章澄君)「この学校で過ごした日々が僕の宝物です。次の学校に行っても熊野江小学校での思い出を胸に前を向いて頑張ります」
惜しまれる閉校は日向市でも。
歌人・若山牧水の母校として知られる坪谷小学校。
22日の式典では、全校児童2人から校長へ、そして教育長へと、校旗が返還されました。
(6年生 2人)「坪谷小学校いままで本当にありがとうございました」
式典には、卒業生や地域住民らおよそ500人が集まり、母校との別れを惜しみました。
(卒業生)「非常に残念。でもこれだけ子どもの数が減っていくとどうしようもないのかなと思う。だから、これもまた流れのひとつかなと思います」
「感無量でした。皆さんのごあいさつを聞くと走馬灯のように何ページかの本になるように思い出がいっぱいです」
宮崎県内ではこの春、小中学校あわせて15校が廃止となります。
県内の小中学校の数の推移をご覧ください。

1998年度には446校ありましたが徐々に減少して来年度は349校となります。およそ30年間で100校近くが閉校したことになります。一方、再編の動きも加速しています。
高原町では、町内すべての小学校と中学校がそれぞれ1校に集約されます。

また、西都市でも、市内6つの中学校のうち5つを統合し、4月から「西都中学校」として新たにスタートします。
少子化という大きな波の中で、小中学校のあり方はいま、大きな転換期を迎えています。














