「アメリカを代表するのは複雑な気持ち」移民政策にも批判

さらに今回の大会に影を落とした問題もあります。

開会式当日、会場となったミラノでは、アメリカのICE=移民・税関捜査局に対する抗議デモが起きました。

デモ参加者
「(ICEは)アメリカで恐ろしい犯罪に手を染めた組織の一部で、移民に対し人種差別的な治安強化策を推進している」

相次ぐ市民への発砲で批判を受けるICE。今回、アメリカ代表団の警備支援のため派遣されることに抗議の声があがったのです。

こうした状況に、アメリカの代表選手は複雑な心境を吐露します。

アメリカ・フリースタイルスキー代表 ハンター・ヘス選手
「今のアメリカを代表するのは複雑な気持ちです。少し難しい。国旗を身につけているからといって、米国で起きている全てを代表しているわけではありません」

これにトランプ大統領は「本物の負け犬だ。こんな選手を応援するのはとても難しい」と、SNSで非難したのです。