失格となっても…侵攻で亡くなったアスリートの写真をヘルメットに

かたや、ウクライナの代表選手からは…

スケルトン男子・ウクライナ代表 ウラジスラフ・ヘラスケビッチ選手(27)
「マリシェフ選手はバイアスロンの選手で、殺害された時19歳だったんです」

ロシア軍との戦闘で命を落としたという19歳の若者を含む、侵攻で亡くなったアスリート24人の写真をあしらったヘルメットで競技に臨もうとしたヘラスケビッチ選手について、IOCは「政治的発言を禁じるオリンピック憲章に反する」としました。

ヘラスケビッチ選手
「ウクライナで今、私たちがどれほど大きな犠牲を払っているか、戦争がどれほど恐ろしいものかを世界に改めて知って欲しい」

失格という代償を払ってでも、戦争の悲惨さを訴えたのです。

実は2025年11月、国連では、オリンピックに先だって加盟国全てに期間中の休戦を求める決議を採択しました。

しかし、現実は開幕からの5日間で、5人の子どもがロシア軍に殺害されたと、ウクライナ側はその惨状をSNSに投稿し、休戦破りを非難したのです。

ロシアが国として出場できなかったのに対し、イスラエルの出場に“ダブルスタンダード”だなどの批判が。

オリンピック期間中もガザへの空爆を行い、2025年10月のハマスとの停戦合意以降だけでも犠牲者は600人を超えましたが、今回イスラエルは国として出場しています。