言葉が渦になり、その流れに巻き込まれる

(詩人 小池昌代さん)
「永瀬さんの詩は、考える思想的な部分と、ご自身の感情を詩のリズムや響きで表す才能、その二つが結びついて、他にはない独特の世界を創り出しています。
文字で読んでも面白い。声に出して読むと、言葉の響きに気づいてさらに面白い。そして、そこには深い意味がある。この3つが揃っている詩人は、なかなかいません。
永瀬さんの詩を読むと、言葉が渦になるのを感じます。
私があまりにもつれみだれていますために
あなたは私を梳りにいらしたのですか
(『梳り』の一部)
まるで呪文のように、言葉の流れに巻き込まれていく。この流れは、読むたびにそのリズムとともに生命力を持ってよみがえってきます。だからこそ、永瀬さんの詩は時代を超えて、私たちの心に届くのだと思います」














