保存会員の平均年齢は72.6歳 高齢化と後継者不足の中 若い担い手も

深瀬でくまわし保存会の平均年齢は72.6歳。

50年前、約50人いたメンバーも現在は10人ほどと高齢化と後継者不足に直面しています。受け継がれている17の演目のうち今のメンバーで全編を回せるのは6演目だけです。

深瀬でくまわし保存会・坂井三千雄さん「全段まわすにはどうしても20人以上いるものでそれで今現在10人あたりになってしまったので回せる演目が限られてしまっている」「とにかく守っていくためにどうしたら守っていけるか。そしてみんなに声をかけてどうしたら人を入れていけるか一生懸命そればかり考えてる感じです」

ポスターに会員募集のメッセージを加えるなど後継者を募る保存会に2025年4月、新しいメンバーとして金沢市に住む23歳の女性が加わりました。

23歳女性「元々伝統文化だったり伝統芸能に興味があってたまたま2025年の定期公演も見に行く機会があった。泣きだったり怒りだったりそういった細かい感情を人の手でこんな素朴な人形で表現しているところがすごく面白い」

休日だけでなく、仕事が終わってからも練習に駆け付ける日があるといい、この1年で保存会の頼れる一員になっています。

23歳女性「〈女でく〉だったら〈女でく〉の動かし方。〈男でく〉だったら〈男でく〉の動かし方があるのでそれを覚えて瞬時にやるのがなかなか難しい。深瀬にいらっしゃった方も来られますし毎年見に来ている方も来られるのでその人たちに恥じないような演技ができればなと思っています」