実験失敗・・・ではなかった!?

きっかけは約15年前に起きた研究中のハプニングです。

分裂酵母を培養する機械が故障し、実験失敗かと思ったところ、アルコール発酵が始まっていて、吟醸酒のような香りがすることに気づいたのです。

そうして生まれた「分裂酵母ジャポニカス」から、新しい株「Kumadai株」の開発に成功します。

その株を使って、これまでオリジナルの麦焼酎なども完成させてきましたが、今回、新たに挑戦したのがラム酒づくりです。

「Kumadai株」は接着剤のような香りがするのが欠点でしたが…

熊本大学大学院 谷時雄 特任教授「焼酎ではあまり良い香りではないものが、ラム酒では良い香りになる。欠点が長所になる」

鹿児島県の蔵元と連携し、純国産ラム酒「JAPONICUS RHUM AGRICOLE(ジャポニカス・ラム・アグリコール)」が出来上がりました。

鹿児島県産のサトウキビを原材料とし、フルーティーでまろやかな味わいが特徴です。

谷 特任教授「おいしい。原酒なのでコーラで4対1の割合で割ってもおいしい」

熊大発のラム酒は、2月26日から約480本限定で販売されます。