<メダルラッシュの原動力2>国からの強化費が倍増

 2つ目は「体制強化」。五輪アナリスト・春日良一氏によると、企業とスポンサー契約を結んでアカデミーや施設を作るなど、各協会が競技人口を増やす努力を続け、『競技力』を高めようとしているといいます。

 2015年にはスポーツ庁が設置され、国からの予算が出やすくなりました。国の強化費は約100億円、加えてJOC からは約50億円と、数年前と比べて倍近くの予算が充てられています。

 また、スポーツ庁はオリンピックでの「重点支援競技」をランク付けしています。最高位「Sランク」競技には強化費が上乗せされますが、これまで「スピードスケート中距離女子」だけだった「Sランク」が昨年の審査を経て大幅に追加。その甲斐あってか、「Sランク」競技はメダルラッシュとなり、「予算増」と「メダル増」の相関関係が見えてきます。

<重点支援競技Sランクの競技>
▼スキー   フリースタイルモーグル男子→堀島選手「銅」
▼スノボ   ビッグエア男子→木村選手「金」
▼スノボ   ビッグエア女子→村瀬選手「金」
▼スケート  スピードスケート中距離女子→髙木美帆選手など
▼フィギュア ペア→三浦・木原選手「金」
※2月19日時点