運転手不足や利用客減少の影響が広がっています。鹿児島市のコミュニティバス「あいばす」について、来月末に一部で廃止され、代わりに乗合タクシーを運行する見通しとなりました。

これは19日に開かれた鹿児島市の公共交通について協議する会議で示されました。

鹿児島市は、公共交通が整っていない11の地域でコミュニティバス「あいばす」を運行しています。

このうち、▼吉野地域の川上・下田、菖蒲谷、磯山エリアと、▼伊敷東部地域の皆与志・栄エリアについて、今年3月末で「あいばす」を廃止し、代わりに乗合タクシーを運行する方針となりました。

背景にあるのは、バスの運転手不足と、コロナ禍以降続く利用の低迷です。昨年度、あいばすの1日の平均利用者数は吉野地域で49人、伊敷東部で35人でした。

乗り合いタクシーの運賃は基本、大人150円で、利用する2時間前までに専用の電話番号で予約が必要です。

(鹿児島市・塘正平 交通政策課長)「バス停が無くなるのが不安という声はいただいた。ただ、乗合タクシー導入で、家の前まで車が行く利便性の増加もある」

今後はスマートフォンの予約アプリの開発も進めたいとしています。