21日午後、青森県十和田市で自宅の除雪をしていた男性が死亡しました。屋根から落ちてきた雪に巻き込まれたと見られています。

死亡したのは十和田市相坂の無職、苫米地勝五郎さん(87)です。警察によりますと、苫米地さんは21日、一人で自宅の除雪をしていましたが、正午過ぎに倒れているのを家族が見つけました。
苫米地さんは発見されたときは会話もできましたが、その後、搬送先の病院で死亡が確認されました。事故当時、苫米地さんは脚立に乗ったまま屋根雪の除雪をしているとき、滑り落ちてきた雪に巻き込まれたと見られています。
警察は、屋根雪の除雪をするさいはヘルメットや命綱をつけて1人で作業しないよう呼びかけています。青森県内で雪害による死亡事故は、今シーズン2例目です。