中国では17日から旧正月の「春節」が始まりました。
日中関係の悪化に伴い、日本を訪れる中国人観光客は減るとみられますが、鳥取県米子市の旅館を訪ねるとある地域からの宿泊客が10分の1近くまで激減。
その一方で激増した地域もあるようです。

記者 小村ののか
「皆生温泉にある旅館に来ているんですが、こちら見てください。日本海が一望できますよ。贅沢ですね」

米子市皆生温泉にある旅館「皆生 游月」。

お風呂と海が一体に見えるインフィニティー露天風呂に、全室から臨めるオーシャンビュー。非日常の空間を味わいに国内だけでなく海外からも多くの観光客が訪れますが、今年はある変化が起こっています。

皆生游月 福元恵美子 常務取締役
「中国のお客様、それから特に香港のお客様が前年対比でかなり減っています」

高市総理の台湾有事の発言を受けて一気に冷え込んだ日中関係。
その影響で、香港からの宿泊者数が去年の同じ時期と比べ、1割ほどまでに激減していました。

その一方で個人旅行客をターゲットにするこちらの旅館では、香港以外の中国からの宿泊客はほぼ去年並みとのこと。

そして。

皆生游月 福元恵美子 常務取締役
「韓国のお客様が10倍近く増えています。それから台湾からのお客様も前年対比4倍くらいに増えています」

米子ソウル便のデイリー運航が去年12月から始まった韓国からの宿泊者数は去年と比べておよそ8倍の100人にまた台湾からのも4倍近い81人に増えました。

こちらの旅館では中国からの客は減っているものの、外国人宿泊者の全体の数には今のところあまり変化が出ていないということです。