話題の「リカバリーウェア」市場に大手スーパーなど小売りチェーンが続々と参入しています。アパレル業界以外も「商機」を見いだす、そのワケとは?
「着る疲労回復」と打ち出した、こちらのウェア。販売を始めるのは、大手スーパーのイオン。
記者
「触ってみると薄い生地でさらさらとなめらかな肌触りになっています」
素材に鉱石が練り込まれていて、遠赤外線で血行を促進し、疲労回復をサポートするといいます。
実はイオン、「一般医療機器」であるリカバリーウェア市場に2018年に参入するも、その後、基準が変わったため販売を中止した過去が。そこから、満を持して「再参入」の狙いはどこに?
イオンリテール 小田嶋淳子 衣料本部長
「一般的な衣料ウェア、特にカジュアル領域は非常に競争も多い。縮小傾向にある。これからのお客様が求めてる成長領域が『ヘルス&ウェルネス』になる」
去年「新語・流行語大賞」にもノミネートされ話題となっている「リカバリーウェア」。健康志向の高まりから市場の急拡大が見込まれていて、その規模は2030年には、24年に比べて9倍近くの1700億円にまで成長するとの予測も。
ただ、街の人からは…
「部屋着だったら3000円ぐらいで買えたら本当は良い。なるべくコストを抑えたい」
「気にはなるけどね回復するなら。疲れてはいるから」
「(イメージは)高い。1万円くらいするんじゃないの?」
「3500円で疲労回復できるなら買う」
こうしたイメージをいま、逆手にとろうとしているのが小売りチェーンなんです。去年の秋にワークマン、そして今月にはニトリも割安な価格で「リカバリーウェア」市場に乗り込んでいます。
とにかく忙しく、疲れる現代社会にあって、「回復」を求める声は高まるばかり。「リカバリーウェア」は手が届きやすい存在になるのでしょうか?
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