ワークショップは原爆落下中心地と平和公園をめぐるツアーからスタート

「ピースバディ」という長崎に住む若者が、参加者に問いを投げかけ、対話をしながら巡るのが特徴です。

平和公園周辺の斜面に掘られた防空壕の跡では…

防空壕の中はどんな空間だったのか、どんな気持ちで過ごしていたのか、目を閉じて空襲警報の音を聞きながら想像します。

参加者「あんな狭いところに何十人も。あそこにいたから助かるわけでもないし、あそこから逆に逃げることもできないし、相当怖かったんだろうなと思いながら」

もし自分だったらどうするか? 参加者らがそれぞれ考えます。

ピースバディ・福田萌絵さん「大切な人を頭の中に思い浮かべてください。その人がもし、原爆投下後の長崎で自分の家の瓦礫の下敷きになっていたら?瓦礫を持ち上げようとして力を入れます。動きません。誰か助けてくださいって叫ぶけど、誰も来てくれません。もう炎はそこまで迫ってます。皆さんだったらどうしますか?最後まであがいて、動かない梁を頑張って一人で持ち上げて助けようとしますか?自分の命を守るために、ごめんねって謝って逃げますか?私これ、ツアーをつくるときに自分ですっごく考えて、でも本当にこたえが出なくて。やっぱりそのこたえが出せないからこそ、同じ状況に絶対にしてはいけない」

参加者「自分がどういう行動をしただろうかっていうのは、やっぱり答えが出ない。そういう経験をされた方たちの思いっていうのをやっぱり伝えていかないといけないな」