飯田市で2025年2月、作業員の男性がクレーンから落下した車の下敷きになって死亡した事故で、資格がないままクレーンを運転していたなどとして、自動車解体業の男性が17日、書類送検されました。

労働安全衛生法違反の疑いで飯田労働基準監督署から長野地方検察庁飯田支部に書類を送られたのは、飯田市で自動車の解体と部品の販売を行う74歳の個人事業主の男性です。

この事故は、2025年2月21日の午後、飯田市松尾明の自動車工場で、クレーンを使って廃車となった車の積み上げ作業をしていた際に、吊り上げた車が落下し、60歳の男性作業員が下敷きになって死亡したものです。

飯田労働基準監督署の調べによりますと、男性事業主は、資格がない作業員の男性に、クレーンのフックに廃車を吊り上げるためのワイヤーなどを掛けたり外したりする玉掛け作業をさせていたほか、自身も資格がないまま吊り上げ荷重4.9トンの移動式クレーンを運転していた疑いです。

男性事業主は、吊り上げ荷重1トン未満のクレーンを運転する資格しか持っていなかったということです。