滋賀県大津市で保護観察中に保護司の男性を殺害したとされる男の裁判員裁判が始まり、男は起訴内容を認めたうえで「守護神様の声に従った」などと述べました。

起訴状などによりますと、飯塚絋平被告(36)はおととし5月、面接に応じていた保護司の新庄博志さん(60)をナイフとおので複数回突き刺すなどして殺害した罪などに問われています。

飯塚被告は当時、コンビニ強盗事件で保護観察付きの有罪判決を受けて執行猶予期間中で、新庄さんから立ち直りの支援を受けていました。

きょう、大津地裁で始まった裁判を前に、新庄さんから同じように立ち直りの支援を受けていた男性は…

新庄さんから立ち直り支援を受けていた谷山真心人さん
「どういう感情を持ってあの人に殺意を向けたのかを知りたくて、きょう来ました」

法廷で飯塚被告は起訴内容について「間違いありません。守護神様の声に従ってやりました」などと述べた一方、弁護側は「責任能力がなかったか、心神耗弱状態にあった」と主張。検察側は「仕事が長続きせず、殺人事件を起こして政府に報復したいと考えた」などと指摘しました。