小さくなって耐えている、泣いてる人がいる

地域の人たちが、家事などを手伝ってくれるようになり、家庭は少しづつ生活を取り戻していけるようになったといいます。
(孝和さんの母親)
「毎日誰かが来て、ご飯を一緒に作ってくれたり、一緒に食べてくれたり、皆さんがしている簡単なことを。4人ではできないけれども、人が来たら、つられたら、我が家はできたんです。つられたら、お兄ちゃんのことを多分、横に置けたんやと思うんです」
「一緒になってご飯を食べれたし、誰かがうちに上がってご飯を作ってくれてたなら、『あ、ちゃんとせなあかん』と思ってつられてできたし、買い物も一緒だと行けたり、行けないときは買ってくれたり、おかずを持ってきてくれたり」
「もう毎日、何か月もそういう生活が続いたんですね。私、いま思うんです。それがなければ、我が家は多分崩壊していたと思います」
「本当にありがたかったなと思って、今も感謝の日々なんですね。今でも思うんです。私は地域の人に言えました」
「でも地域の人に声をあげにくいというか、性格もあるし地域の関係もあるし、言えない人も多いんですね。そんな人はどうしてるかというと、小さくなって耐えてるんです。泣いてるんです。私はそんな人をたくさん見ました」
「これではいけないと思ったので、声を上げてるんですが、そんな人にはやっぱり『国の支援』が大事なんですね。地域の誰かが寄り添うことが大事だし、そういう支援がやっぱり、どの人にも届くようになってほしいって思っています」
「今、犯罪被害者のための計画案っていうのがあるんですが、それが300項目ぐらいあるんです。でも、なかなか届いてはいないんですね」














