実はPayPay、お隣・韓国に去年9月に進出しています。ターゲットは、日本から来た観光客です。

ソウルの人気コスメショップで、PayPayを使って買い物をする日本人観光客。画面には日本の円と韓国のウォンの為替レートが表示されるほか、支払った金額をウォンと円で同時に確認できます。

日本からの観光客
「自動でウォンにかえてくれるのが便利だと思います。両替をしなくていい。日本円で引き落とされた額も出るので」
「そもそも(韓国で使えることを)知らなかったです。ここに来て、彼女に(PayPayが使えることを)聞いて知りました」

コンビニや飲食店など200万以上の店舗で使うことができ、こちらの店でも利用が増えているといいます。

店員
「日本のお客様が多いです。現金も多いですが、PayPayも最近、よく使われています」

ただし、こんな注意点も。

記者
「私も日本でPayPayを使っているのですが、実際に画面を開いてみますと、事前に日本で本人確認をしていないと使うことができません」

一方、PayPayがサービス開始を目指すアメリカでは、現在、どのような決済方法が主流なのでしょうか?

ニューヨークのベーグル店。客のほとんどは、スマートフォンを端末にかざして決済します。

ベーグル店マネージャー
「6割がアップルペイ(スマートフォンのタッチ決済)、4割がクレジットカードです」

お昼時に数えてみると、客の6割がスマートフォンのタッチ決済でした。

アメリカでは、決済方法のうち、店頭でのタッチ決済が去年の末までに全体の6割に達したとみられています。


「(タッチ決済は)利便性という意味では、ただスマホを取り出すだけだから楽ですよ」
「QRコード決済は手間がかかるし、わざわざ使う感じではありません」

こちらの店は、過去にQRコード決済を導入したものの、使用する客がほとんどいなかったため、やめてしまったといいます。

さらに、偽のQRコードなど、デジタル詐欺への懸念も。

ベーグル店マネージャー
「QRコード決済が本当に役に立つかはわかりません。詐欺が横行しているので、安全対策が確立されない限り、導入はいいアイデアとは思えません。いまは詐欺だらけですから」

日本とはキャッシュレス決済事情が異なるアメリカ。果たして、PayPayは新たな市場を開拓することができるのでしょうか。