地震や台風で車を失った人たちを支援しようとJAF、日本自動車連盟が、災害時に無償で車を貸し出している日本カーシェアリング協会におよそ300万円を寄付しました。

仙台市内で、21日行われた贈呈式では、JAFの菊池斉東北本部事務局長から日本カーシェリング協会の吉澤武彦代表に寄付金の目録が贈られました。日本カーシェアリング協会は、地震や台風で被災し車を失った人たちに無償で貸し出す取り組みを全国で行っています。そこで被災地で車両の撤去などを行っているJAFが、活動を支援することにしたもので、クラウドファンディングで集めたおよそ300万円を贈りました。



日本自動車連盟 立川佑菜さん:
「このプロジェクトをきっかけに災害時の車の必要性を多くの方に考えていただけたら」


日本カーシェリング協会 吉澤武彦代表:
「うれしい、ありがたい気持ちでいっぱい。資金をクラウドファンディングでいただいたことで、支援に集中できました」

寄付金は、車の維持費などに活用されるということで、JAFは今後も災害で車を失った人たちへの支援を続けていきたいと話しています。