持病があったからこそ理解していた「命の大切さ」

【画像】孝和さんの母親

息子・孝和さんは生後11か月の時、血液が固まりにくい「血友病」になりました。この持病のため、母親は孝和さんに、普段からけがに気を付けるなど命を大切にすることを伝え続けてきました。

(孝和さんの母親)
「やっぱり1つ病気を持っていたっていうことがあるので、気をつけたほうがいいことはあるわけです。『頭をなるべく打たないようにしよう』とか、『けがはなるべくしないようにしよう』とか、親子でそんな話はよくしてました」

「自分を守るとか、自分の病気のこととか、よく理解している息子だったんです。だから息子は『自分の命の大切さ』も『人の命の大切さ』もよく分かってる子どもだったんです」

命の大切さを理解していた孝和さんが、理不尽な暴力により命を奪われることになります。それは、高校1年生の文化祭の日でした。