高市政権で進む政策を解説 ③食料品消費税ゼロ「市場の懸念を注視」

 一方の食料品消費税ゼロ(2年間限定)について、高市総理は「給付付き税額控除実施までのつなぎという位置づけで、国民会議でスケジュールや財源などの実現に向けた諸課題の検討を進めていく」と説明。

 以前は「検討を加速する」という表現でしたが、「野党の協力が得られれば、夏前には国民会議で中間取りまとめを行いたい」と話し、2026年度中の実現に向けたスケジュール感を示した格好です。

 白鳥教授によると、国民会議は
 ▼与野党・有識者の意見を集約する制度で、
 ▼与党単独で決めないことで政治責任を分散・回避する仕組み
 でもあるとのこと。

▼消費減税「来年春まで 現実的でない」?

 このため「国民会議で決めると言っている以上は、2026年度中(来年3月まで)は現実的ではない可能性が高い」ということです。

(白鳥教授)
「国民会議では、与野党や有識者を集めなければならず、これまでの国民会議というのは大体時間がかかっています。中間報告が出るまでに1年以上かかることもあり、(食料品消費税ゼロは)とてもではないですが1年で結論が出る話ではないでしょう」