衆院選で自民党が圧勝したことを受け、海外の反応です。各国首脳らからは祝福の声が聞かれた一方で、メディアからは高市総理の政策への警戒感を指摘する声も出ています。

アメリカ トランプ大統領(8日 SNS)
「高市総理は非常に尊敬され、人気のあるリーダーだ。選挙に打って出た大胆かつ賢明な決断は大きな成果を上げた」

高市総理への異例の支持表明を行っていたアメリカのトランプ大統領。8日、自身が掲げる“力による平和”に触れ、「保守的政策の実現において大きな成功を収めることを願っている」と呼びかけました。

一方で、AP通信は…

AP通信
「高市総理は日本の経済・軍事力の発展を目指す右派的な政策を進めることができるだろう」

そして中国からは…

中国共産党系「環球時報」(専門家の見解)
「高市氏を代表とする右翼保守勢力が政界の主導権をさらに固めるだろう」

中国共産党系の国際紙「環球時報」は専門家の見解を紹介。「日本は中国に対する対抗、けん制姿勢を強化するだろう」と指摘しています。

ヨーロッパでは、フランスのマクロン大統領が日本語で祝福のコメントを投稿。

イタリアのメローニ首相も「私の親友サナエと新しい日本の議会の幸運を祈ります」とつづりました。

ロシアの侵攻が続くウクライナのゼレンスキー大統領は、「今日、世界が安定と予測可能性、そして平和を取り戻すために、私たち全員にとって強力なリーダーシップが必要です」としています。

首脳らから祝福の声が相次ぐ一方で、メディアからはこんな指摘が…

イギリス スカイニュース・テレビ
「超保守派の首相が権力をさらに強める見通しだ」

フランス フィガロ紙
「外国人の排斥や無責任な財政政策など『ポピュリスト』的な言動を懸念する声が上がっている」

ドイツ公共放送ARD
「明らかな右傾化を意味している」

アジアからも様々な声が聞かれました。

インドのモディ首相は「画期的な勝利」だとして祝福。

韓国の李在明大統領もSNSで「より広く、より深い協力関係を築き上げていくことを期待している」とコメントしました。

しかし、高市総理を「極右」の政治家と報じるメディアもあり、「『戦争可能な国』へ改憲加速か」「“強い日本”、右傾化に力が入る」といった見出しも紙面を飾りました。