中国のアニメイベントで「ポケモン」など日本アニメのコスプレが相次いで禁止になっています。

中国の湖北省で開かれているアニメイベントの主催者は5日、「ポケモン」や「名探偵コナン」のコスプレをして会場に入ることを禁止する通知を出しました。「民族の感情を傷つけたため」としています。

また、雲南省や陝西省で開かれたイベントでも、「民族感情を傷つけた」ことを理由にコスプレを禁止するとしています。

ポケモンをめぐっては先月、ポケモンの関連事業を手掛ける日本企業が靖国神社でイベントを行うとホームページに掲載。中国メディアが「中国国民の感情を傷つけた」と非難していました。

名探偵コナンについても、2020年に中国で問題視された日本漫画とのコラボ企画を展開したことについて、中国メディアは「中国市民の歴史的な苦痛や民族感情を無視した」とする論評を掲載していました。

こうしたなか、中国軍は8日、SNSに「日本の軍国主義が文化やスポーツの分野につきまとい続けている」とする動画を公開しました。

「日本の右翼勢力は歴史の記憶が薄れているなか、アニメや漫画、スポーツを通じて歪曲されたうその歴史を青少年に刷り込んでいる」と主張したうえで、「日本の軍国主義が文化やスポーツの分野に浸透していることに警戒すべきだ」と呼びかけています。