JRでICカード乗車券が使える駅が山口県内で一気に増えます。

JR西日本は、徳山駅より西の駅にも拡大すると発表していたICOCAの利用日を、2023年4月1日からにすると発表しました。

ICOCAはJR西日本が発行するICカード乗車券です。
現在県内で利用できるのは、和木駅から徳山駅までの山陽線の区間となっています。来年4月1日からは、山陽線の下関駅までの区間と、山口線の湯田温泉駅と山口駅の、合わせて新たに22の駅でも利用を開始すると発表しました。

JR西日本 広岡研二広島支社長
「『ICカード使えないんだ』というお声もお客様からいただいたりしておりますので、観光でお越しになる方がストレスなくいろいろな所に行っていただけるよう」

山陰線や美祢線など県内4つの路線5区間は、1日1キロあたりの利用者が1000人に満たないことから、見直しの協議をするよう国から提言されています。今後、ほかのエリアでのICOCA拡大については、カードの利用状況を見ながら考えていきたいとしています。