おととし首都圏で相次いだ闇バイト強盗事件のうち横浜市で起きた強盗致死事件で、首謀者として再逮捕された男らが実行役のうち2人に対し、事件に使ったスマートフォンを処分するよう指示していたことがわかりました。

強盗致死などの疑いで再逮捕された福地紘人容疑者(26)ら4人は実行役らと共謀して、おととし10月、横浜市青葉区の住宅に住む後藤寛治さん(75)に暴行を加えて死亡させ、現金17万円あまりと、ネックレスなどおよそ50万円相当を奪った疑いがもたれています。

4人はこの事件の首謀者として秘匿性の高い通信アプリ「シグナル」で「(株)グラードン」などあわせて8種類のアカウント名を使い分けて、実行役に「窓を割って中に入れ」「ベルトで背中をたたけ」などと指示を出していたとみられています。

その後の捜査関係者への取材で、首謀者の男らのうちいずれかが実行役のうち2人に対し、事件後に「新しい携帯電話を買い、使っていたものは潰せ」などと指示していたことがわかりました。

実行役の1人はスマートフォンを東京・渋谷区内の川に投げ捨てていて、川の中から押収したスマートフォンを解析したところ、首謀者の男らとのメッセージのやりとりが確認されたということです。

合同捜査本部は、首謀者の男らが証拠隠滅を図ったとみて調べています。