元日のニューイヤー駅伝に出場する旭化成陸上部が、大会に向け意気込みを語りました。

実業団日本一を決める元日のニューイヤー駅伝で、今年3位に終わった旭化成。

ニューイヤーの予選を兼ねた先月の九州実業団毎日駅伝では、けが人が多く、厳しいレースとなり、5位に終わりました。


この大会で区間賞をとり、チームを引っ張る市田孝選手は、ニューイヤーへの意気込みをこう話しました。

(旭化成 市田孝選手)
「近年やっぱり優勝から遠ざかっているので、今年こそは、本当にチーム状況は良くない時こそ、みんなで一致団結して優勝を目指して、最後の最後まで諦めない駅伝ができたらいいなっていうのは思っています」


また、今年、新たにチームに加わったのが、ホンダから移籍した土方英和選手。
パリ五輪のマラソン選考会MGCへの出場権を獲得していて、メンバーに選ばれれば活躍が期待されます。

(旭化成 土方英和選手)
「強豪というか古豪というか、昔から強いチームで走るということは、すごく重みも感じますし、かといってそれをプレッシャーとして抱え込まずにしっかりと力を発揮していきたいなとは思っている」


大会へ向け、順調に調整が進んでいるという旭化成。3年ぶりの王者奪還を目指して最終調整が続いています。