2025年、カムチャツカ半島付近で発生した地震にともなう津波警報などの教訓を踏まえ、宮城県は津波対策ガイドラインを見直しました。今後は避難時の熱中症などを防ぐため、柔軟な避難行動を呼びかけることなります。

これは6日、県庁で開かれた津波対策連絡協議会で決まったものです。2025年7月のカムチャツカ半島付近を震源とする地震では、津波警報を受けて仙台市若林区荒浜地区の「避難の丘」に避難した50代の女性が熱中症の症状を訴え、病院に運ばれました。県が示した津波対策ガイドラインの改定案には、健康上やむを得ない場合、津波の発生状況を確認したうえで、別の場所への二次避難を誘導するなどの対応が盛り込まれています。

県津波対策連絡協議会会長 東北大学災害科学国際研究所・今村文彦教授:
「特に避難に関してはその都度、課題が出る状況もある。それを踏まえて検討した」

このほか津波ハザードマップの基準を津波で浸水する深さではなく、津波が建物などにぶつかった際に一時的に上がる水位とすることなどが盛り込まれました。改定案は全会一致で承認され、今後、市町村がこのガイドラインをもとに津波ハザードマップを修正することになります。














