国際機関からの勧告を受け、宮城県気仙沼港の遠洋マグロ船5隻が減船となる見通しです。減船は、2009年以来17年ぶりです。

宮城県気仙沼市にある県北部鰹鮪漁業組合には現在、遠洋マグロ船24隻が所属し、操業しています。2025年4月、マグロの資源管理を議論する国際機関が船の削減を勧告したことなどを受け、気仙沼では5隻の船が減船を希望したということです。組合では、今回の減船により一隻あたりの水揚げ額が増えると前向きに捉えています。
県北部鰹鮪漁業組合・勝倉宏明代表理事:
「1隻あたりの漁獲量、水揚げ金額を増やしていく業界全体を強靭化するための減船と捉えている」

一方、船にロープなどの漁具を納品している会社は、売り上げの減少を心配していますが、マグロ船の生き残りのため、今回の減船はやむを得ないと話します。
アサヤ・廣野一誠社長:
「1隻あたりの漁獲量を増やして行けるような変革に繋げたいと聞いているので長い目で潤ってもらい関連業者の商売が広がればと」

気仙沼でのマグロ船の減船は、2009年以来17年ぶりです。組合では、船の解体費用について県に要望すると共に、乗組員の雇用についても他の船を紹介するなどしてサポートしていく方針です。














