2004年に島根県浜田市で、2009年に鳥取県鳥取市で発生した2つの殺人事件は、それぞれ未解決で、犯人の逮捕に至っていません。警察は、5日、事件解決のため、事件に関連する現場の近くでチラシを配るなどして、情報提供を呼びかけました。

2009年7月、鳥取市立川町で、当時60歳のタクシー運転手の男性が射殺され、タクシーが奪われた強盗殺人事件。
有力な情報を寄せた人に最大300万円が支給される報奨金制度に、5日再指定されました。

犯人は、JR鳥取駅北口にあるタクシー乗り場から乗車したということで、鳥取警察署員らが、ティッシュを配るなどして情報提供を呼びかけました。


鳥取警察署 樋口敬署長
「どんな些細なことでも結構ですので情報をお寄せいただきたいと思います」

これまでにのべ10万人6000人の捜査員が投入されながらも、未解決のこの事件。
発生から2025年末までに寄せられた情報提供はおよそ240件ですが、報奨金適用となった2023年からの3年間では100件にのぼり、警察は引き続き、YouTubeやSNSでも情報提供を呼び掛けています。

一方、浜田市の殺人事件は、発生から5日で22年。
当時77歳の女性が、鈍器のようなもので頭を数か所殴られ、自宅で倒れているのを発見され、病院に運ばれましたが、3日後に死亡しました。

事件現場となった自宅近くでは、5日、浜田警察署員が、ドライバーらに情報提供を呼びかけるビラ100枚を配りました。

浜田警察署 金崎嘉紘刑事課長
「もう一度写真を見ていただいて、当時のことを思い起こしていただき、まだ話していなかったり気になることがあれば、情報提供をお願いしたいと思います。」


現在40人体制で続く捜査。
これまでに寄せられた情報は、476件で、2025年1年間では、7件の提供があったということです。

この殺人事件は、2004年2月5日の午前9時半頃から11時50分頃までが犯行時間で、強風で雪の舞う寒い日だったということです。
有力な情報には、地元企業が提供する謝礼金を最大100万円支給するとして、情報の提供を呼びかけています。