愛媛県松山市の離島で、ドローンを使って医薬品を運ぶ検討フライトが行われました。
船に代わる輸送手段を確保し、地域の医療を守るねらいがあります。
この検討フライトは、伊予銀行などでつくる「愛媛スマートシティ推進協議会」が松山市の忽那諸島で行いました。
出発地点となった中島ではドローンに医薬品が積み込まれ、関係者が見守る中、なかじま中央病院を飛び立ちました。
ドローンは、中島から6.5キロ離れた怒和島と、5.5キロ離れた睦月島まで薬を自動で配送しました。
忽那諸島では、物資の輸送手段が船に限られているため、ドローンの活用が検討されています。
使われたのは国産のドローンで、最大5.5キロの荷物を積んでおよそ40キロの距離を移動できます。
看板での周知や補助者をつけずに飛ばすことができる「レベル3・5」という飛行方法で、遠隔で操作、監視しながらあらかじめ決められたルートを自動で飛びました。
(医療法人友朋会・栗林亮理事長)
「(現在は)午前に1つの島、午後に一つの島、順番に回っているので、オンライン診療とドローンの薬品を一緒にすることでかなり効率的に運営できるようになると実感した」
(愛媛スマートシティ推進協議会事務局・五十嵐修さん)
「今まではたくさんの先生や医療従事者の方が船で時間と労力をかけて移動していたし、医療従事者の人手不足、人口減少も加速しているので、そういうところをドローンや最新技術を使って効率化していきたい」
協議会では、再来年ごろの実用化を目指していて、医薬品だけでなく、日用品の配送や災害時の活用も進めていく方針です。
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