東海地方への影響は? 日本国内での採掘は模索中も…

(大和総研・秋元虹輝エコノミスト)
「東海地方は、自動車産業やハイテク産業などのモノ作りが盛んで、製造業に従事している人も多い。一度製造業に混乱が生じると、所得・雇用の減少による消費停滞で、非製造業など直接的な影響が小さかった業種にも、影響が波及する可能性がある」

実際、尖閣沖の漁船衝突事件が起きた2010年、中国は日本へのレアアースの輸出を事実上ストップし、製造業に大きな影響が出た前例も。その教訓から国は、他国からの調達を増やす他、国内での採掘を模索してきました。

(経済安全保障大臣 小野田紀美氏 おととい)
「水深約6000メートルという極限環境から、無事にレアアース泥が上がったことを喜ぶとともに、引き続き、精力的に研究開発と技術実証を進めてまいります。産業化のためには、レアアース泥の採取にかかる費用の大幅なコストダウンが重要であると考える」

2月、南鳥島沖水深6000メートルの海底にレアアースが確認されましたが、安定供給につながるかは未知数です。