飯山市のサービス付き高齢者住宅に入居していた70代の男性が、施設の元所長におよそ8000万円の預貯金を横領されたとして、運営会社などに損害賠償を求めていた裁判は和解が成立しました。


訴えを起こしていたのは、飯山市にあったサービス付き高齢者住宅「いいやまの郷」に入居していた70代の男性です。


訴状などによりますと、男性は2017年から4年間、施設に入所していた際、元所長の女性に通帳やキャッシュカードを預けていて、8000万円余りの預貯金を横領されたということです。

男性は一人暮らしで認知症の症状があり、意思疎通が難しいことから、通帳などを施設に預けていました。


男性側は、所長を雇っていた責任があるとして、会社と取締役3人に8000万円余りの損害賠償を求めていましたが、会社と代表が男性に4000万円を支払う内容でおととい(2日)和解が成立しました。


警察によりますと、男性側は1月27日に、元所長の女性を業務上横領などの容疑で告訴し、警察が受理していて、容疑が固まり次第、立件する方針です。


男性の代理人弁護士によりますと、「捜査によって全容の解明を期待している」としています。