4日は二十四節気の一つ、立春です。高知県佐川町にある酒蔵では2026年も、春の始まりを祝う「立春朝搾り」ができあがりました。
午前6時。マイナス2℃ほどまで冷え込んだ佐川町で、熱気に包まれていたのは司牡丹酒造の酒蔵です。4日午前0時頃に搾り上がったばかりの純米吟醸酒「立春朝搾り」の出荷作業です。およそ1万本の酒瓶には「丙午」の文字が入った立春朝搾り限定のラベルが次々と貼られていきます。「立春朝搾り」とは、立春の日の未明に搾り上がったお酒をその日のうちに楽しめる、生産、1日限りの日本酒。春の始まりを祝う、縁起の良い限定酒です。

▼リポート 川見真宵 アナウンサー
「フルーティーで甘い香りがします。いただきます。シャープな口当たりで華やかな辛口です。火入れをしていない、しぼりたてのお酒なのでガスが含まれているということですが、生まれたてのフレッシュな味わいになっています」

▼司牡丹酒造 杜氏 浅野徹さん
「(日本酒は)だいたい何日ぐらいで仕上がるっていうのはあるんですけど、1日や2日ぐらいは前後するんですよね、普通は。それをピッタリこの時期にあわせるっていうのは、微調整というのが大変で、本当に毎日毎日、いやあ大丈夫かなとか思いながら(毎年)やっている。無事に目的とするような味わい・規格にもっていけたっていうのはすごくホッとしたところです。まだ今寒いですけど、これからだんだん暖かくなるので、その気持ちを感じてほしいなと思います。お酒のあったかさっていうのをね」

近くの諏訪神社の宮司によるお祓いのあとは、県内だけでなく静岡や埼玉、東京など全国から駆けつけた55の酒販店が、出来たての立春朝搾りを積み込んでいきました。出荷されたうちのほとんどが4日中に予約客のもとに届けられるということです。














