新年を迎える準備です。
金沢市内の神社では最初に参拝客を迎え入れる神門のしめ縄の取り換え作業が行われました。

金沢市の尾山神社では21日、時折り日もさすなか国の重要文化財に指定されている神門のしめ縄が交換されました。
長さ5.5m、重さおよそ20キロのしめ縄は、富山県南砺市の農家でつくる「瑞穂の会」が毎年奉納しています。21日は神職たちが1年経ち色あせたしめ縄を取り外し、真新しい青々としたしめ縄を左右のバランスを見ながらしっかりと縛り付けていました。

神聖な場所であることを示す「紙垂(しで)」が取り付けられ作業は完了。

これでおよそ20か所のしめ縄がすべて新しいものになりました。
尾山神社では12月25日からお守りや縁起物を販売するほか、初詣には3年ぶりに露店が出される予定です。
