ロシア中部で天然ガスをヨーロッパに供給するガスパイプラインが爆発し、3人が死亡しました。

ロシアメディアなどによりますと、ロシア中部のチュバシ共和国で20日、修理作業が行われていたガスパイプラインが爆発し、作業員3人が死亡しました。

工事によりガス漏れが発生し、そこに何らかの理由で火がついたとみられると地元の捜査当局は発表しています。

このパイプラインはロシア産の天然ガスをシベリアからウクライナ経由でヨーロッパに送るもので、1980年代初頭に建設されたということです。

爆発の報道を受け、ヨーロッパのガス価格は一時上昇したということですが、ロシア国営ガス会社「ガスプロム」は並行する別のパイプラインを通じてガスを供給しているとしています。