獅童「『めい』ってもしかしたら女の子なのかな・・・女の子っぽい感じが強いのが壱太郎くん」

バズーさん:へ~。獅童さんはお2人の「めい」役の違いってどんなところですか。

中村獅童さん:壱太郎君のほうがやっぱりいつも普段女形を、女性の役ですね、女性の役を演じることが多いので、より一層「めい」っていう役は、もしかしたらこの子女の子なのかなって思うような、絵本の中でもキャラクターなので、そういった意味ではすごく女の子っぽい感じが強いのが壱太郎君で。感情もすごくストレートに伝わってくるし。京都公演の千秋楽の日はお互いにクライマックスでもう号泣してしまい・・・彼の持ってる熱い気持ちみたいなものがビシビシ伝わってくるんで、やっててすごい楽しいです。

バズーさん:それを聞いて壱太郎さんはどう思うんですか?

壱太郎さん:ほんと京都の最後思い出すとちょっと今でもぐっとくる。やっぱりそれが、お芝居ってほんとに気持ちと気持ちで、もちろん台本があってってことなんですけど、それをまた「がぶ」と「めい」になってやるっていうのが、「友達!」って叫んだりもするんですけど、すごい響くんですよね。だから終わってからの、疲れもすごいんですけど、みんな走り回ってわーって。それよりもこの喪失感というか「終わっちゃった・・・」ってなったのを覚えてるんで、またできるのすごいうれしいです、今。

中村獅童さんと中村壱太郎さんへのインタビューは前・後編で掲載しています。
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